どんなもので染められているのか想像してみて♪「2枚の葉っぱの耳飾り」のご紹介

Sunny Lab.さん作

今回ご紹介するのは南米パラグアイの伝統的なレース技法で作られた耳飾りです♡
透けて見える葉っぱが爽やかで、ふわりふわりと風に舞う姿はとても軽やかですよね。
ステキなブルー系統の耳飾りは、天然のもので染められた糸を使用し作られています。
染められた原料やニャンドゥティを知ると、へー!と勉強になりますよ♪

葉っぱの編み込みがきれい!

 
軽やかな葉っぱは南米の伝統的なレース技法、「ニャンドゥティ」で編み上げています。
ニャンドゥティはその工程が大変珍しい手芸。
刺繍のように刺しながらも織物のように織って、最後は布から切り取って仕上げているんですよ。
ニャンドゥティで作られた葉っぱの耳飾りは適度な透け感があり、とても軽やか♪
葉っぱの編み込みや模様がとてもきれいなのでぜひ見てみて!
 

どんなもので作られているの?

 
きれいなブルーの葉っぱは紫とグレーの糸を使用して作られています。
紫色はインド藍とコチニールと呼ばれる染料で、
グレーはログウッドで染めているんです♪
インド藍とログウッドは植物なのですが、コチニールはなんと!虫さんです!
カイガラムシの仲間で、天然系食用着色料の中で最も高水準な安全性が確認されているんですよ。
食品ではかまぼこやハムに使用されています。
虫からつくられるなんてちょっぴり不思議ですよね☆
 

色の違いを楽しめる

 
制作したSunny Lab.さんは色味を楽しめるよう、1枚の葉に1つの色を使用しています♪
そのため色の違いがとてもよくわかるんです。
2つの葉は同系色なので統一感があり、とても涼しげ。
風にそよぐ葉を想像してしまうほどです。
コチニールの赤色と藍のブルーは合わさることにより 何とも言えない紫色に変化。
色合いがとても美しいですよね。
 

葉の間に見えるビーズ☆

 
色違いの2枚の葉の間に見え隠れするのは、つぼみ型のビーズ。
このビーズもまたこだわりのものであり、トルコのアンティークビーズを使用しているんです。
つぼみの上にはメタルのラウンドビーズとスクエアビーズが連なっており、色味がとてもシック♡
アンティークなビーズたちは葉っぱのお色にとても良くなじんでいます。
 

風にそよいでも大丈夫!

 
レース技法で作られた耳飾りは見た目と同じようにとても軽やか♡
そのためひらひらとそよぎます。
軽いものは風に揺れると裏表ひっくり返ることがあるのですが、こちらの耳飾りは裏面とわからないように作られているんですよ。
どっちが表でどちらが裏か一見するとわからないので、着けていても気を遣うことはありません♪
風が吹いてひらひらと舞う様子はとても上品できれいですよ♡
 

まとめ

虫から作られた染料を使用した「2枚の葉っぱの耳飾り」。
ブルー系統の色味は涼しげながらどこか温かみがあります。
葉っぱからチラッと見えるつぼみ型のビーズもアンティークカラーであり、全体的にとても上品♡
風にそよぐ葉のように、耳元をさりげなく彩ってくれますよ。

紹介した商品の情報

草木染め≪藍&コチニール×ログウッド≫2枚の葉っぱの耳飾り

草木染 天然色素 ブルー リーフ バイカラー 3000(掲載時)

「ニャンドゥティ」という南米パラグアイの伝統的なレース技法で編み上げた耳飾りです。 Sunny Lab.のニャンドゥティにとうとう草木染め糸が登場! 天然染料独特の柔らかな色合いと、「え、そんなものでも染められるの!?」という驚きをお届けします。